江東区深川にある松尾芭蕉関連スポット「芭蕉記念館」と「芭蕉稲荷神社」とは?
江東区深川エリアは、かの有名な俳人「松尾芭蕉」のゆかりの地です。
それゆえ深川エリアには松尾芭蕉に関連するスポットが数多くあります。
今回はそのなかでも「芭蕉記念館」と「芭蕉稲荷神社」について概要や歴史などについてご紹介したいと思います。
江東区深川の松尾芭蕉ゆかりのスポット!「芭蕉記念館」とは?
江東区深川にある「芭蕉記念館」は、松尾芭蕉に関する資料の収集や展示を通じて俳句などの文学活動の振興を図ることにより、江東区民の文化の向上に貢献するために設置された施設です。
2階、3階が展示室となっており、2階は企画展、3階は常設展がおこなわれています。
常設展示では松尾芭蕉が何をしてどのような時代に生きたのか、松尾芭蕉と深川との関係、「おくのほそ道」についてなど松尾芭蕉の人となりや活動を知ることのできる資料や衣服、パネルなどが展示されています。
2階の企画展示では時期によってさまざまな展示がなされており、現在は令和4年1月23日まで、開館40周年記念企画展として「時雨忌俳句大会の40年~現代の俳人たち~」が展示されています。
1階にある庭園には芭蕉の句に詠まれた草木が植えられているので、俳句を思い馳せながら四季折々の草木を楽しむことができるでしょう。
また、屋上にある芭蕉庵史跡展望庭園から臨む隅田川と小名木川の美しい眺望も一見の価値ありです。
芭蕉記念館までは地下鉄森下駅から徒歩7分とアクセスも便利なので、まだ行かれたことのない方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
「芭蕉記念館」施設概要
●所在地:江東区常盤1-6-3
●アクセス:都営新宿線・都営大江戸線「森下駅」より徒歩7分
●開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
●休館日:第2・4月曜日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始(12/29~1/3)※1/2、1/3は正月特別開館で展示室のみ開館、臨時休館あり
江東区深川の松尾芭蕉ゆかりのスポット!「芭蕉稲荷神社」とは?
続いては芭蕉稲荷神社の概要をご紹介します。
芭蕉稲荷神社の由緒は大正6年(西暦1917年)の台風による津波襲来の後、常盤一丁目から「芭蕉庵」にあったとされる芭蕉が愛好した"石造の蛙"が出土されたことに始まります。
その"石造の蛙"をご神体として地元の人々の尽力により同地に「芭蕉稲荷神社」が創建され現在に至ります。
境内には、ご神体以外にも数々の石蛙が散見されます。
大正10年には東京府により常盤一丁目が旧跡に指定されています。
場所は芭蕉記念館のすぐ近くにあるので、記念館と併せて参拝するのもよいですね。
芭蕉稲荷神社
●所在地:江東区常盤1丁目3-12
●アクセス:都営新宿線・都営大江戸線「森下駅」より徒歩8分
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まとめ
江東区深川エリアにある松尾芭蕉の関連スポット「芭蕉記念館」と「芭蕉稲荷神社」をご紹介しました。
どちらも芸術の秋にピッタリなおすすめの文化的スポットです。
たまには地元にゆかりのある人物の歴史や文化に触れてみるのも良いのではないでしょうか。
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