相続した土地が売れない理由とは？所有し続けるリスクや対処法を解説！

土地を相続したが、立地や物件の状態が悪くて売れない場合はどうしたら良いかでお困りの方も多いでしょう。
そのまま所有し続けるとどうなるのか事前に把握しておかないと、損をする可能性もあるので注意が必要です。
そこで今回は、相続した土地が売れない理由や所有するリスク、その対処法をご紹介します。

相続した土地が売れない理由とは

相続後の土地売却で買い手が付かない場合は、売れない原因を明確にして適切な戦略を立てることが重要です。
土地が売れない理由のひとつは「エリア」で、利便性が低い・インフラが整備されていない土地は売却が難しくなります。
また、土地の形状や地盤なども売却のしやすさに影響しており、細長い土地や三角形の土地など不整形地は売却が困難です。
とくに近年は自然災害が多く、土地の崩落や液状化を心配して軟弱な地盤の土地を避ける方も多いでしょう。
盛土や埋立地を相続した場合は売れない可能性があるので、事前に地盤調査などを実施しておくことをおすすめします。

▼この記事も読まれています
旧耐震基準とは？旧耐震基準の不動産が売却困難な理由と売却方法

相続後に売れない土地を所有し続けるとどうなる？

売れない土地でも所有している限り、固定資産税は支払わなければなりません。
建物が建築されていれば軽減税率が適用される可能性もありますが、きちんと管理しなければ特定空家に指定され軽減税率が解除されます。
老朽化が進んでおり地震や台風などの自然災害で倒壊の恐れがある空き家は、特定空家に指定されやすいため注意しましょう。
また、売れない土地は所有すればするほど価格が下がる傾向にあります。
場合によっては負債を抱えてしまうケースもあるため、計画的に処分することが重要です。

▼この記事も読まれています
不動産売却での心理的瑕疵とは？物件価値への影響や告知義務について解説！

売れない土地を相続したときの対処法

相続した土地を売りに出しても買い手が付かない場合は、売却方法を変えることをおすすめします。
一般の住宅と事業用地では購入希望者のニーズが異なるため、それぞれに合った戦略を立ててみましょう。
また、寄付や贈与も土地が売れないときの対処法です。
ただ、贈与を受けた側には税金が発生することを念頭におく必要があります。
他にも、相続放棄の手続きをとる方法がありますが、場合によっては管理責任が残る可能性もあるので注意しましょう。
相続放棄する際は、被相続人が亡くなってから3か月以内に家庭裁判所に申し立てをおこなう必要があります。

▼この記事も読まれています
相続登記未了の不動産を売却する流れとは？相続登記の義務化について解説！

まとめ

相続した土地が売れない要因は、土地のエリアや形状・地盤の強さなどです。
土地が売れない場合はそのまま所有することになりますが、固定資産税などの税金は支払い続ける必要があります。
対処法として、売却方法を変えることや相続放棄の手続きをとることを検討しましょう。
テイクワン株式会社では、葛飾区・江戸川区の新築戸建て・不動産を豊富に取り扱っております。
住まいに関するお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓